会社方針
歴史の中で残った本物だけが持つ美しさを求めて。 天狗谷窯は、創業より50年間、有田焼のもつ磁器の美しさを求めて参りました。

古伊万里に代表される白磁の美しさは、有田の山間から生まれた原石に、研究された釉薬を基に作り出されています。歴史の中で残った本物だけがもつ美しさ、自然を生かした鉱物を、いかに新しい世界に活かせるか、100年先に残る本物の器作りを目指しています。
和の心の中に洋の機能性と土の持つ温かさを持ち、華やかな食文化に十分答えられるものづくり。器は料理の着物によくたとえられます。料理を引き出すために目立ちすぎず、優しく。
料理と器の素晴らしい出会いが、天狗谷窯の願いです
社長メッセージ

元和二年(1616年)鍋島直茂、朝鮮より陶工 李参平一行を伴い帰り領内の各地を調査、当時、田中村(有田町)泉山に良質の白磁礦を発見す。有田郷白川天狗谷に於てわが国初の白磁器を焼き、有田焼きは日本白磁発祥の地となる。
その由緒ある天狗谷後に窯を築き、白磁の技術染付など「伝統を受け継ぎつつ常に新しい「陶」の研究に精通してまいりました。
料理は、器によって生き、器もまた料理によって生かされると申します。今後とも天狗谷の器をご愛用下さいます様お願い申し上げます。